アナと雪の女王に出てきた「ブランコ」の絵画の元ネタは？

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アナと雪の女王に登場した可愛らしい『ブランコ』の絵画。

実はこの絵にも元ネタがあるんです！

元ネタの絵:ジャン・オノレ・フラゴナール作『ブランコ』

※画像のリンク先はレプリカの絵画販売のページです。

本物の『ブランコ』はイギリス、ロンドンの美術館『ウォレス・コレクション』に収められています。

太い木に吊られたブランコで遊ぶ貴婦人と、その足元でスカートを覗き込む若い男性、貴婦人の後ろにはブランコを押す老人。

周りのキューピット達は「しーっ」っと指を立てて合図を送っていたりします。

貴婦人を取り巻く老人(夫)と若い男性(愛人)の三角関係を思わせる『ブランコ』はロココ時代の開放的な恋愛とエロスが表現された絵画なのです。

『アナと雪の女王』では待ち望んでいた城門の開放と、恋愛への期待に胸を躍らせるアナが、『ブランコ』の絵画と自分を重ね合わせます。

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なんと『塔の上のラプンツェル』のコンセプトアートにも『ブランコ』のオマージュが！

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アナもラプンツェルも閉ざされた世界からの開放を待ち望んでいたキャラクターなので、開放的な『ブランコ』の絵画のイメージとぴったりですよね。